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政治・経済・ビジネスの3つのテーマに沿って、皆さんにとって有益だと思う情報を発信していきます。コメント欄でも学び合いましょう!

【MUP Week8 ビジネスのベーススキル編】ブランディングスキルについて

 MUP Week8のアプトプット、やっていきたいと思います!

 

今回は最近巷でよく耳にする(?)ブランディングスキルについてです!

いつものように無料動画、下記になります!

www.youtube.com

 

今回はいいところで無料クラスの方々が切り離されてますね?

これは続きが気になるのではないでしょうか!

ブランディングとは?

竹花さんは今回のセッションの中でこう述べています。


ブランディングとは付加価値を伝えたり、体験させることである

 

よく聞くブランディングですが、人によっても様々な定義や解釈があり
一概に”何を指して使われているか”は注意深く読み取る必要があります。

今回のセッションではサービスに付加する価値を”どのように伝えるか”または
ユーザーに”どのような体験(UX:ユーザーエクスペリエンス)”を提供するかに
フォーカスをしてブランディングを説明されています。

 

例として紹介されたのは、牛丼の例。

牛丼と聞いて、真っ先に思い浮かべるのはこちらではないでしょうか?笑

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吉野家の牛丼 1杯352円(税抜)

十分においしいですし、定期的に食べたくなる素晴らしい商品だと思います。

 

しかし、世の中には1杯4,600円(税抜)のスーパー牛丼も存在します。

キャピトル牛丼 | 溜池山王駅直結(東京・赤坂)ザ・キャピトルホテル 東急【公式】

 

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キャピトル牛丼

同じ牛丼とはいえ、食べる場所や使用する材料、サービスの内容を工夫することで

その価値(価格)を10倍以上に引き上げることも出来るというのです。

例えばこのキャピトル牛丼は一流ホテルの豪華絢爛なレストランで振る舞われており

使用している材料も一流のものでかつ、これの提供に至るまでのサービスにもきめ細かい心配り、エンタメ性が盛り込まれているのだそうです。

 

私も機会があれば一度は試してみたいですね…。

このように、ブランディングの方向性次第で価格に大きな差をつけることも可能であることがよくわかります。

 

ブランディングの有用性

ブランディングといっても、それは売り手と買い手のコミュニケーションの手段の1つです。

では他に、どのようなものがあるか紹介しましょう。

 

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売り手と買い手の接点について

手段は主に4つあります。

マーケティング:特定の顧客に対してアプローチを”かける”こと

②PR:第3者(Youtuber)などを通じて、特定のクラスターへアプロ―チを”かける”こと

③アド:不特定多数の集団に対してアプローチを”かける”こと

ブランディング:特定の相手からアプローチを”かけられる”こと

 

お気付きになりましたか?

4つのうち、ブランディングだけがアプローチを”かけられる”という受け身になっています。

アプローチの矢印が逆向きになっていますよね。

つまり、アプローチを掛けられるように仕込みをする工夫がブランディングということですね。

 

これは例を使って説明しましょう。

例えばあなたがピアノの営業マンだったとして、ピアノの販売をどのようにブランディングするか。

 

その答えはYAMAHA音楽教室にあります。

business.nikkei.com

つまり、ピアノを直接的に売るのではなく音楽教室を開き

入学してきた子供たちにYAMAHAの楽器に触れてもらう。

その結果、気に入るものがあれば自宅でも練習がしたいと”購入”に至ることもあるでしょう。

これがまさに、お客様から買って”頂ける”仕組みを作るブランディングであるということです。

 

数ある買い手へのアプローチ手段の中で唯一、お客様から選ばれるという点にフォーカスして戦略を練るという点がブランディングの難しさであり、重要な点なのだと私は思いました。

 

 

ここがビジネスの面白さであると竹花さんは説いていますし、私も学ぶ上で最も面白いポイントだと思います。

 

ブランディングが出来ないとどうなるか?

では、ブランディングが出来ないとこのご時世、どうなるのでしょうか?

 

 

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負のスパイラル

それは負のスパイラルといわれる悪循環に陥ることです。

まず前提としてマーケットには競合が犇めいています。
Webの普及により、世界の唯一の商品でない限りは様々なところから調達することが出来ますよね。

例えばりんごをA社とB社の2社から仕入れる場合に、どちらも品質が全く同じであれば皆さんは何を基準に選定しますか?

 

恐らく、価格の違いですよね。安く仕入れられる方から購入すると思います。

 

そうです、まず始まるのは”価格競争”のフェーズです。

しかし価格競争には限界がありますね。

これ以上落とせないという底値があります。

そこまで至ると…?次はサービス競争といって、りんご1個にみかん1個サービスとった具合に

商品だけの価値ではなく、そこにサービスを付加価値とすることで差別化を図ります。

 

するとどうなるでしょうか?実質、みかん1つをサービスすることになるのでコストが増加しますよね?

すなわち利益率の低下です。

 

すると、りんごを売るためにみかんをサービスしなければならないので

その他の経費(コスト)を削減するといった方針を立てることとなり広告費用や人件費を削ることになります。

 

すると…営業力や販売力を失い、結果としてシェアが減少するという結果を生んでしまうのです。

 

もともとは売上を上げるため、商品を売るために始めた戦略がシェアを減らしてしまうという悲惨な結果を生んでしまいます。

 

ブランディングって、すごく重要なんですね…。

 

さて、今回はブランディングの中身及び重要性について学んできました。

 

あ、そういえば無料動画の終盤のワークショップの答えが気になってますよね。

答えは下記になります。

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価格設定のグラフ

500円だと100杯で、1500円だと0杯を線で結びます。

すると、その過程での期待値が推定出来ます。

あとは、”最も利益の残せるポイントを探す”ことで最適解を導けます。

 

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価格設定の仕組み

このケースでは、販売価格1000円で50杯売ることを目標にすると

利益額35000円という最適解を導くことが出来ました。

 

しかし、ビジネスの面白さはカフェオレを1250円で如何に売るか?または1500円で売るためには?

という仕掛けを考えることだと竹花さんは話しています。

 

ビジネス、奥が深いですね…!

 

今回は以上です。