【MUP Week5 マインドセット編】1秒の価値を向上させる
Week5 マインドセット(心得)
一部公開(途中までの公開)ですが、Youtubeにもサンプルが有ります。
そもそもマインドセットとは…?
コトバンクによると、下記の通り定義されています。
マインドセットとは、考え方の基本的な枠組みのこと。組織に対してだけでなく、個人に対しても用いられる。 組織においては、マインドセットは企業の意思決定のうえで重要な役割を担う。それは現在の事業内容や経営理念、過去の経験等から構成され、今後の達成目標や対象とする相手、利用できる手段等を定める際の指針となる。 また個人においては、マインドセットは職務に必要な知識や技能を明確に意味づけるのに役立つ。同じ知識や技能を学ぶにしても、その意味や目的を意識するのとしないのとでは、結果に大きな違いが出ることがある。
ここでいうと、考え方の基本的な枠組みですね。
折角対価を払って学ぶのであれば、その意味や目的を意識して学ぶべきだと思います。私にとって学ぶ意味や目的はストレートに”収入を上げること”です。
マインドセットを明確にすること
「人を幸せにしたい」は捨てろ、まずはキャッシュを生み出せ
かの有名なホリエモンやZOZOで有名な前澤さんも大規模な社会貢献活動を展開していますが、彼らのビジネスの源泉を掘り下げていくとまずはキャッシュを生み出す活動をしています。
ホリエモンはライブドアという会社を立ち上げ、インターネットの普及期にホームページの作成を代行するサービスで収益を上げ、ZOZOTOWNはもともとレコードの通販会社であり、彼らは社会貢献以前にまずは足元のキャッシュ(収益・現金)を生み出していることが紹介されています。
要は、まずは”どうすれば稼げるか!?”に集中すべきである言われています。
収入の種類は3つある
①TIM:Time Is Money:時間に対する報酬
サラリーマンやアルバイトのように、労働した時間への対価を得る働き方です。
ただ、一般のサラリーマンとアルバイトには下記のような違いがあると述べられています。
- アルバイト:働いた時間=給料
- サラリーマン:働いた時間(拘束時間)≠給料
アルバイトは給料=時給×労働時間となります。
日本では成人してから数年後でもアルバイトをしている人を”フリーター”や”非正規労働者”などと呼び、正社員のサラリーマンとは区別していますが働き方の特性としてはなんと弁護士やコンサルタントと同じなんですね。
しかし一方でサラリーマンには業績が良ければ”ボーナス”という制度はあれど、出張に要する移動時間等については勤務時間とはみなされないという判例があるため、多くの企業の就業規則では出張の移動時間を勤務時間とは認めていません。
従って勤務時間に出張の移動に要するいわゆる拘束時間を含めるとすると、時間単価の決まっているアルバイトよりも合理的ではないという考え方が出来るわけです。
私も商社に勤務しており、全国各地への出張が月に5回ほどあります。
私の場合、移動時間は仕事のメールを処理したり自分の学びの時間に充てたりしているので現時点では不条理は感じていませんが。
②RIM:Result Is Money:成果に対する報酬
インセンティブ要素や副業のあるサラリーマンやフリーランス、経営者がここに該当します。
労働時間に関係なく自らの挙げた成果により報酬が決まる働き方です。
フルコミッション型、と呼ばれることもあります。
昨年、とあるきっかけで最大手の保険会社から引き抜きの話を受けたことがあります。色々と話を聞きましたが、フルコミッション性で業績を上げ続けることが出来れば年収は1年で1000万円を超えるといわれました。すごいですね。
③KIM:Knowledge Is Money:知識に対する報酬
”知識の切り売り”などと表現されることがありますが、自らの持てる知識を使って報酬を得る資産家や投資家が該当します。
ひと昔前に良くも悪くも流行った金持ち父さん、貧乏父さんでも紹介されたフレーズである
"お金に仕事をさせ、お金がお金を生み出す仕組みを作る"
といった働き方ですね。
TIMやRIMの働き方の間に社会貢献など出来ない
TIMやRIMといった働き方をしている時間もお金もない状態では、社会貢献というマインドは持つべきではないと言っています。経営者や投資家といった時間とお金に余裕が持てる状態になってこそ、社会貢献を目指せばいいと竹花さんは考えています。
竹花財団について
現在は経営者、投資家としてKIMの働き方を実践されている竹花さんですが、またRIMの働き方をしていたSMS時代のフィリピン駐在時に経験した貧困な子供たちと接したことをきっかけにアジアの貧困層の子供たちをあらゆる方面から支援しており、月に500人以上の子供たちを助け、年間2万食以上の給食を届けているそうです。
まさにKIMクラスターならではのスケールの大きい社会貢献活動ですね。
よって、社会貢献活動はKIMのクラスタになってからでも遅くないのでTIMやKIMにいる私たちはまず”キャッシュを生み出すこと”に注力すべきなのです。
収入を上げるためのマインドセット
自分の1秒の価値を常々意識して行動すべきと述べています。
では自分の1秒の価値をどのように考えればいいかというと…
【計算例】
月給:30万円だとすると…
日給:月給÷働く日数=300,000円÷20日=15,000円(1日あたりの給料)
時給:日給÷働く時間=15,000円÷9時間=1667円(1時間あたりの給料)
分給:時給÷60分=1667円÷60=27円(1分あたりの給料)
秒給:分給÷60秒=28円÷60≂0.5円(1秒あたりの給料)
残業無しで月給30万円の方のケースで考えると、その人にとっての1秒の価値はお金に換算すると0.5円となるわけです。
ここで質問です。
月給30万円のあなたが自販機の前で1円を落しました。これを拾いますか?
正解は”拾わない”ことだと述べられています。
この質問で問われているのは、自分の1秒当たりの価値を強く認識して行動しているか?ということです。
1円を拾う動作に仮に3秒かかるとすると、1円を拾う行動に対して0.5円×3秒の1.5円のコストがかかることとなり、1円を拾うことは0.5円の損失になるということなのです。
一般的なマインドセットな私たちからするとやや極端な考え方かもしれませんが、ここから変えていかなければならないのですね。
この話に関連して、世界的企業であるMicrosoft社の創業者であるビル・ゲイツ氏が100ドル札を落しても拾わないという話が紹介されました。100ドル札といえば日本円で11,000円相当ですが、大富豪な彼からすると拾う動作には100ドル以上の価値があるということですね。
この話を聞いていて思ったのですが、拾う動作の間にも秒給が加算されていると考えてみると、異なる見解にたどり着きました。
例えば先程の月給30万円の人の例でいくと、1秒当たり0.5円の収入が入っていることになります。すると、1円を拾う動作に3秒かけたとすると1.5円の収益を確保しつつ、更に1円が収益として加算されるわけなので、合計で3秒が2.5円の価値を生むのでは…?と。
まあ細かい話ですね。
キャッシュを生み出すために必要なマインドセット
自分の1秒の価値を把握して、少しでもその価値を高めるように行動をすべし。
TIMで働いているサラリーマンの私も今日から1秒の価値を再認識して物事を判断するように努めたいと思います。
私は営業職なので、足元の案件は出来る限り受注したいと考えて行動していましたが、竹花さんからのアドバイスでは、下記のように述べられています。
受注するプロジェクトから得られる利益と自らの工数を考慮して、儲かる仕事に集中するべきである。
ここまで徹底すべきなのですね。
この価値観は非常に重要だと思います。
上記の考え方を徹底し、自らの成績を向上させることで給与が増え、自らの1秒の価値も向上するというサイクルでしょうか。
早速明日から実践してみましょう。